8月10日に開幕する「木下大サーカス仙台公演」(河北新報社、東北放送主催)の安全祈願祭が25日、特設会場となる宮城県名取市のイオンモール名取駐車場であった。
佐々木一十郎市長や企業関係者ら約100人が出席。くわ入れをしたり、玉串をささげたりし、安全と無事故を祈った。
主催者代表の一力雅彦河北新報社社長は「東日本大震災からの復興を支援する願いも込めた特別な公演になる。被災地の子どもたちを元気づけたい」とあいさつした。
木下大サーカスは新潟公演(新潟市)が30日に千秋楽を迎え、31日からはキリンやシマウマなど動物が仙台入り。8月2日には特設会場で巨大テントの設営が始まる。
木下サーカスの木下唯志社長(63)は「仙台公演に対する熱い期待を感じている。地元関係者の支援に応えられるよう素晴らしいショーを見せたい」と話した。
10年ぶりの県内公演は11月5日までの会期中に全180公演を予定する。前売り自由席券大人2600円、子ども1600円は主なプレイガイドや河北新報販売店などで販売している。