宮城県石巻市の石ノ森萬画館が2日、青色にライトアップされた。国連が定めた「世界自閉症啓発デー」に合わせたイベントの一環で、8日まで行われる。
市民ら約50人が集まり、午後6時15分ごろにライトが点灯された。宇宙船をイメージした外観が青い光に包まれ、拍手が湧き起こった。宮城県利府町の利府二小3年古山颯太郎君(8)は「きれいなので友達に教えてあげたい」と感激していた。
青は癒やし、希望といった意味があり、啓発デーのシンボルカラー。ライトアップは米国で始まり、日本各地でも行われるようになった。
イベントは自閉症など発達障害に対する理解を深めてもらうため、市内の社会福祉法人と県が共催した。ライトアップは午後6時ごろから9時まで。