中国の一部メディアは2日、日本の華字紙・新華僑報を引用し、日本に住む中国人留学生が大挙して、大手家電店の「新年・初売り商品」を買っていると伝えた。転売によって1日20万円を儲ける人もいるという。サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が実施したアンケートによると、「賢い」と称賛する回答が5割を超え、「日本の習慣を壊す」との否定的な見方を大きく上回った。
新華僑報によると、ヤマダ電機の池袋店(LABI 1 日本総本店)では「初売り商品」を目当てに1日元旦の午後10時ごろから行列ができた。先頭からの10人のうち、9人が中国人だったという。「福袋」形式などの初売り商品はいずれも「超格安」で、行列していた中国人は、「自分で使うだけでなく、中国からの観光客に売ることもある。1台で1万円程度儲かる」、「正月の数日は、1日で20万円程度、設けることができる」などと話したという。
◆「日本にいる中国人留学生は“元旦の習慣”を利用して、安価な品を大量に買って転売することで、1日に20万円設けているとの報道があります。どう考えますか」との問いに対する回答状況は以下の通り(3日午後4時現在)。
(1)中国人はやはり、頭が良い。商売のチャンスを上手に利用する…50.90%
(2)日本の年越しの行事を破壊する行為だ。中国人に対するイメージに悪影響がある…22.16%
(3)分からない…27.54%
(編集担当:如月隼人)