本日の夕方、2007年8月28日以来3年ぶりの皆既月食を見ることができる。
皆既月食は地球の影の中に月がすっぽりと入ることで起こる現象。国立天文台によると、(月の出の時刻は各地で異なるが)月食の各現象は全国同じ時刻、 16時40分に始まり、17時54分に終わるという。また月食(部分月食)が終わるのは19時2分。なお、今回は、月が地平線から昇ってくるときには、すでに月食が始まっているという。月食の前半では、地平線に近い低い空に月が見えるとのこと。
皆既月食中の月は真っ黒ではなく「赤銅色」と表現される赤黒い色に見える。だたこの色は、皆既月食ごとに変化する。国立天文台では本日午後に、月食中の月がどのように見えるのかを観察して報告する「皆既月食を観察しよう」キャンペーンサイトを立ち上げる。
一方、ウェザーニューズでは、皆既月食見えるマップを公開。生中継も行う予定だ。