国連の持続可能な開発目標(SDGs)について学ぶイベント「仙台SDGsウイーク2024」が22~28日、仙台市中心部で開かれる。「スマイル-未来の笑顔のためにできること」をテーマに、課題達成に向けた取り組みを考える。
仙台青年会議所(JC)が主催。2015年に国連でSDGsが採択された9月25日に合わせ、22年から開いている。今回は市が昨年11月に国の「脱炭素先行地域」の認証を得たことを受け、モデルとなった青葉区の定禅寺通の中央緑道のほか、西公園、勾当台公園などを会場にする。
期間中、せんだいメディアテーク前の中央緑道では70以上の企業・団体がブースを構える。温室効果ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルなど、それぞれのSDGsの取り組みを紹介する。
23日午前10時半~11時半は仙台定禅寺ビル1階で、タレントのはるな愛さんが、自ら主宰する子ども食堂や災害支援と防災などについて語る。28日午前11時~午後3時は西公園で、災害対応カードゲーム「クロスロード」を活用した親子向けスタンプラリーがある。
仙台JCしあわせな仙台(まち)創造委員会の勝又源紀委員長(38)は「『食べ物を無駄にしない』『マイボトルを持つ』といった小さな取り組みが、SDGsにつながり、周りを幸せにする」と市民に協力を呼びかける。
連絡先は仙台JC022(222)9788。