来年きっとウマくいく 塩釜神社縁起物作り

 宮城県塩釜市の塩釜神社で、来年のえと「午(うま)」にちなんだお守りなどの縁起物作りが最盛期を迎えている。
 かぶら矢、熊手、福扇など約40万個を準備する。巫女(みこ)たちは、幸先矢(こうさきや)に塩釜桜の飾りや馬の絵馬を取り付けるなど、一つ一つ手作業で仕上げている。
 人気が高い「うまくいくお守り」は馬の飾り金具を付けた新年限定版で、巫女13人が交代で計5万個を作製した。価格はこれまでと同じ800円。
 同神社の鈴木重和権禰宜(ごんねぎ)は「勢いよく疾走する馬にあやかり、スピード感をもって物事が進み、何事もうまくいくように願いを込めた」と話す。改修工事中の左右宮拝殿は年内完成の予定で、新しい拝殿で初詣ができるという。

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