来年の1等、電子マネー31万円=年賀はがきで五輪チケットも―日本郵便

日本郵便は2日、2020年用の年賀はがきの当初発行枚数を前年比2.1%減の23億5000万枚にすると発表した。減少は9年連続。販売減に歯止めをかけるため、19年のお年玉賞品で現金10万円から30万円に引き上げた1等は、キャッシュレス決済を後押しするため、電子マネーで受け取る場合に1万円を上乗せする選択肢も用意した。11月1日に発売する。

 20年用は新元号が印字される初の年賀はがきで、「令和2年」の表記。来月1日の消費税増税に伴い、通常はがきと同様に62円から63円に値上げされる。東京五輪・パラリンピックなどへの寄付金(5円)付きは68円。

 1等当せんで31万円が受け取れる電子マネーの種類は今後詰める。お年玉賞品ではこのほか、五輪・パラリンピック向け寄付金付きを対象に、開会式などのチケットも用意した。 

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