来春の花粉、今年の倍…気象会社予測「早めの対策を」

気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市)は30日、来年春のスギとヒノキ(北海道はシラカバ)の花粉飛散予測を発表した。飛散量は全国平均で平年(2011~20年の平均飛散量)の8割程度となるとみられるが、少なかった今春と比べると2倍近くに増える見通し。

 同社によると、花粉の飛散量は多い年と少ない年が交互にくる傾向がある。花粉の発生源となる雄花の生育状況は、7月の日照不足で平年より悪いものの、来春は多い年にあたることなどから増えると予測した。

 同社は「20年に比べて症状がつらくなる可能性があるため、早めの対策をとってほしい」としている。

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