民間気象会社ウェザーニューズは28日、2014年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量が、平年と比べ、全国平均で約1割増加するとの予測を発表した。
同社によると、花粉の飛散開始時期は、関東と中部、九州の一部が最も早く、2月上旬の見通し。最も遅い北海道でも4月下旬から飛び始める。
13年の夏は晴天の暑い日が多く、雄花の生育に適した条件だったため、飛散量は全国平均で平年の1割増となる見込み。平年を下回るのは秋田、東京、神奈川、新潟各都県だけで、兵庫、鳥取、徳島、佐賀各県は1.5倍に増えると予測した。
[時事通信社]