来春の花粉飛散予測 西日本でかなり多い

来年の春、スギやヒノキの花粉が飛ぶ量は、西日本の多くの地域でことしの春と比べてかなり多くなるという予測を、環境省が発表しました。
環境省の予測によりますと、来年の春、スギやヒノキの花粉が飛ぶ量は、中国、四国、九州の大半と東海の一部では、この夏の日照時間が長く、気温も高かったことなどから、ことしの春と比べてかなり多くなるとしています。
一方、関東と北陸ではことし並み、甲信と近畿ではことし並か、やや少ない地域が多く、東北ではやや少ない地域が多いと予測しています。
また、スギの花粉が飛び始める時期は、ことしと比べて東北と中国の一部ではやや遅く、そのほかの地方ではことし並みかやや早くなると予測しています。
具 体的には、2月上旬に九州、四国の大半と中国・近畿・東海・関東の一部など、2月中旬に中国・近畿・東海・関東の大半と四国・北陸・甲信の一部など、2月 下旬に北陸の大半と甲信の一部、東北の南部などで飛散の開始が見込まれています。また、3月上旬には北陸の一部と東北の中部、3月中旬以降に東北の北部か ら北海道にかけて飛散が始まる見通しです。
環境省は「花粉の飛ぶ時期はマスクやメガネを着用したり、掃除をこまめに行うなどの対策を心がけてほしい」と呼びかけています。
タイトルとURLをコピーしました