来春就航 新遊覧船の名称を募集 奥松島公社

 東松島市の第三セクター・奥松島公社は、宮戸島の嵯峨渓などを巡る奥松島遊覧船で来春に就航する新船の名称を募集している。
 建造中の新船は長さ約10.6メートル、幅約2.8メートル、重さ4.9トン。20人乗りで、現在運航している遊覧船(12人乗り)より一回り大きい。
 応募は名称、理由、住所、氏名、年齢、電話番号を記入し、〒981-0412東松島市宮戸深海地先、奥松島遊覧船案内所にはがきで送る。市役所や市民センターに備え付けの応募箱でも受け付けている。締め切りは30日(消印有効)。
 名称は公社の選考委員会で決定する。採用された1人(応募複数の場合は抽選)に乗船券5人分とのりなど特産品1万円分、全応募者から抽選で10人に特産品5000円分(小中高生はいずれも図書券)を贈る。
 遊覧船は東日本大震災の津波で4隻のうち2隻が流失し、修繕した2隻で運航している。公社の藤原光男支配人は「復興のシンボルになるような名前を付けてほしい」と期待する。連絡先は案内所0225(88)3997。

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