東ティモールが孤立状態 近隣3カ国の入国禁止で

【ジャカルタ共同】新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の余波で、東南アジアの小国、東ティモールが孤立状態に陥った。同国と直行便を結ぶ近隣3カ国が外国人の入国を原則禁止したため、世界への経路が消滅した。在東ティモール日本大使館によると、在留邦人の半数は既に出国、残留した約70人の連絡先は把握できているという。

 東ティモールから空路で出国するには、直行便があるインドネシア、シンガポール、オーストラリアのいずれかを経由しなければならないが、3カ国は今月上旬までに禁止措置を導入。大使館によると、残っている日本人はJICAやNGO職員、カトリック教会関係者ら。

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