東・西日本は寒く、日本海側は雪多い 気象庁1か月予報

来週は冬型の気圧配置強まる
 気象庁が6日に発表した1か月予報(7日から来年1月3日まで)によると、来週後半(11日以降)は冬型の気圧配置が続き、東・西日本にこの時期としては強い寒気が流れ込む予想。このため、北陸や西日本日本海側を中心に、降雪量が増える可能性がある。多雪地帯は本格的な雪への準備が必要となりそうだ。気温が平年より低く、日本海側で雪(雨)が多い傾向は、今月中旬から下旬にかけても続く見込み。
寒いクリスマス・年末年始か
 東・西日本に寒気が流れ込みやすい状況は、今月下旬以降も続く可能性がある。日本列島は昨年まで3年連続で「クリスマス寒波」に見舞われているが、今年も寒気の影響を受ける可能性がある。また、年末年始の時期も低温傾向が続くことを想定して、日常生活や移動で使用する交通機関への影響を考慮しておくと良さそうだ。
太平洋側は少雨、乾燥に注意
 一方、東・西日本太平洋側は今月中旬以降、平年に比べて晴れる日が多く、空気の乾燥した状態が続くことが予想される。火の元の管理や、インフルエンザウイルス感染予防として、室内の適度な湿度管理が必要となる。

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