東京・表参道から希望の灯 仙台ページェントにLED提供

東京・表参道のイルミネーション実行委員会は18日、東日本大震災で発光ダイオード(LED)電球を損失した仙台市のイルミネーションイベント「SENDAI光のページェント」を支援するため、LED約6万球を提供することを決めたと発表した。
 光のページェントは毎年12月に開かれる仙台の冬の風物詩。LED約55万球を保管していた倉庫が津波被害を受けてすべて使用できなくなり、仙台の実行委が全国に支援を呼び掛けていた。
 表参道のイルミネーションではLED約90万球が使われており、このうちの一部を提供。商店街の店舗に募金箱を設置し、光のページェント開催に向けた資金を募る。
 表参道と仙台はともにケヤキ並木に電飾されることから、両イベントの実行委が互いに見学するなど交流があったという。
 表参道イルミネーション実行委の松井誠一委員長は「大災害の時こそ、力を合わせて未来の明かりとなることを目指したい」としている。

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