東京五輪の「玄関口」に=虎ノ門に高層ビル3棟建設―森ビル

森ビルは13日、東京都港区の複合高層ビル「虎ノ門ヒルズ」(地上52階建て)の隣接地を再開発し、新たに3棟の高層ビルを建設する計画を発表し た。このうち、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(仮称)」(地上36階建て)の1階には、2020年の東京五輪・パラリンピックの際、選手村や新国立競技 場などを結ぶバスの発着拠点を整備。東京を訪れた選手や観客の「玄関口」とする計画だ。

記者会見した辻慎吾社長は「東京を世界一の都市にしたい」と、再開発の狙いを説明した。3棟の総事業費は約4000億円を見込む。

事務所と商業施設が入る「ビジネスタワー」と、約600戸の高級マンションとなる「レジデンシャルタワー(仮称)」(地上56階建て)は、ともに19年度 に完成予定。残る1棟の「ステーションタワー(同)」(階数未定)は、東京メトロ日比谷線の霞ケ関―神谷町間に整備している「虎ノ門新駅」(仮称)と一体 で開発し、22年度までの完成を目指す。

タイトルとURLをコピーしました