東京訪問後に感染続々…イベント・会食参加の増加が要因か

新型コロナウイルス感染者が増加する東京都を観光や仕事などで訪れ、地元に帰って7月1~14日に感染が判明した人が、東京圏3県を除く43道府県のうち少なくとも20道府県で41人に上ることが読売新聞の全国調査でわかった。同期間の43道府県の全感染者の4・5%にあたる。  最多は茨城県の10人で、北海道や愛知県、島根県、鹿児島県などでも確認された。6月19日に都道府県境をまたぐ移動自粛が解除され、都内でイベントや会食などに参加する人が増えたのが要因とみられる。  移動自粛が全面解除された後の1週間(6月19~25日)の感染者は茨城、福岡両県で計3人だったが、都内の感染者が100人を超えた7月以降急増し、直近1週間(7月8~14日)は13道府県で計28人と約9倍になった。  感染者の意向で感染経路など詳細を公表していない自治体もあり、数はさらに多いとみられる。

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