東京都の新型コロナ感染者数11週連続で増加 変異株「KP.3」は“伝播性高く、抗体効きにくい”

東京都は新型コロナの感染者数が11週連続で増加したと発表しました。

今月15日から21日までの1週間で、都内で把握された新型コロナの感染者数は定点医療機関あたりでは8.50人となり、前の週よりおよそ12パーセント増加しました。

11週連続で増加しており、東京iCDC(東京感染症対策センター)の賀来満夫所長は、「現在流行している変異株KP.3は、伝播性が高く抗体が効きにくい特徴がある。

例年コロナは夏も感染拡大する傾向があり、今年もこれからさらに感染が広がる可能性もあるため、十分な注意が必要である。」として、換気やこまめな手洗いのほか、熱中症に気を付けながら場面に応じたマスクの着用などの感染対策を呼びかけています。

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