東京MX番組“ランボルギーニ問題” 局側は企画会社と「連絡取れない状況」

東京MXテレビが昨年放送したバラエティー番組「欲望の塊」の優勝賞品だったランボルギーニ社製の超高級車が収録から1年たっても優勝者に届いていない問題で、同局は20日、スポニチ本紙取材に対し「企画をした会社に連絡を取るように努めておりますが、連絡の取れない状況です」と明かした。

 番組の制作会社が、出演者である男性ホスト20人から「宣伝費」として参加費を1人当たり約150万円受け取っていたことについて「関知しておりませんでした」と回答。「優勝賞品のランボルギーニが優勝者に渡っているのかは、確認できておりません」ともコメント。「当社が向き合っていた制作会社にはヒアリングを行いました」とし、見解を21日にも発表するとした。

 またこの日、同番組に出演していた俳優の小沢仁志(57)にもギャラが支払われていないことが関係者への取材で分かった。

極楽・山本にギャラまだ支払われず…TOKYO MXテレビでトラブル

昨年1月~3月まで放送されたTOKYO MX「欲望の塊」で、出演者が優勝賞品のランボルギーニを受け取っておらずトラブルになっている件で、同番組のMCを務めていた極楽とんぼ・山本圭壱(51)のギャラも未払いになっていたことが20日、明らかになった。

 相方の加藤浩次(50)がMCを務める日テレ系「スッキリ」で明かした。所属している吉本興業も「ギャラは支払われていません。制作会社と連絡を取っている」と事実を認めた。TOKYO MXは制作会社にはヒアリング調査を行ったことを明かし「企画をした会社とは連絡が取れない状況」と説明。21日にも見解を示すとしている。

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