秋分の日の23日、東北地方は北からの冷たい空気や雨の影響で気温が上がらず、南部を中心に10月下旬から11月上旬並みの寒さとなった。仙台は日中の最高気温が11月上旬並みの14.6度にとどまり、9月としては1964年9月28日(12.1度)に次いで、過去2番目に低い記録となった。
仙台管区気象台によると、青森市酸ケ湯は10.4度までしか上がらず、全国で最も寒かった。
石巻の最高気温も9月としては過去2番目に低い14.5度止まり。ほかは盛岡14.4度、山形14.8度、福島16.2度など。前日より10度以上、下がった地点もあった。
気象台によると、24日は高気圧に覆われて晴れるが、気温は平年並みかやや低め。気温が低い状態は25日も続く見込み。