東北のガソリン価格163円台 4週連続値上がり

資源エネルギー庁が20日発表した東北のレギュラーガソリン平均小売価格は18日現在、前週より3円70銭高い1リットル当たり163円50銭だった。値上がりは4週連続で、東北でも7年ぶりの高値水準が続いた。

 全国も2円50銭高い164円60銭と7週連続で値上がりし、7年ぶりの高値。東北6県を含む46都道府県で値上がりした。高知は横ばい。山形は全国4番目の高値。青森の上げ幅は全国で2番目に大きかった。

 石油情報センターによると、新型コロナウイルス禍からの経済回復に伴う石油需要の増加に対し、産油国が増産に慎重なことなどから逼迫(ひっぱく)感が高まり、原油価格が上昇。円安の進行も調達コストを押し上げており、次週も引き続き値上がりを見込む。

 東北のハイオク価格は3円70銭高い174円50銭、軽油は3円60銭高い144円60銭。灯油18リットルは店頭が51円高い1789円、配達が50円高い1903円だった。

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