仙台市などが主催する起業支援イベント「センダイ・フォー・スタートアップス!2020」が24日、青葉区の仙台国際センターで始まった。26日まで。
初日は東北の学生や専門学校生によるアプリコンテスト「ダテアップス!」が行われ、開発したスマートフォンアプリやゲームを紹介した。
スマホアプリ部門は身近な課題解決をテーマに、東北大などの学生でつくる4チームが参加。自宅の冷蔵庫にある食材とその鮮度を見極めてレシピを提案したり、地方に住む学生の就職活動を支援するため、就職試験で採用されているグループ討論を練習できるなどの新アプリを披露した。
IT企業が求める人材などを話し合うパネル討論もあり、イトナブ(石巻市)の古山隆幸社長は「今いる大人たちがどんどん新しいものをつくれば、若者の県外流出は防げる」と強調。アンデックス(仙台市)の三嶋順社長は「仙台にも挑戦する人を応援する環境ができてきた。この機会を活用してほしい」と述べた。
25、26の両日は、東北の起業家によるパネル討論や事業紹介などが予定されている