東北の新たな高速無料化、12月1日から

国土交通省は21日、東日本大震災の被災地支援などを目的とした東北地方の高速道路の新たな無料化策を12月1日午前0時から始めると発表した。
 岩手、宮城、福島の被災3県の高速道路を中心に全車種を曜日にかかわらず無料にする。土日と祝日は観光振興のため、ETC(自動料金収受システム)を搭載した普通車と軽自動車を対象に、東北地方全体と茨城、新潟県の一部の高速道路を無料にする。
 被災者はこれまで、無料化の対象区間内で乗り降りすれば、対象区間外を走行した部分の料金も無料だった。12月以降は、この措置を対象区域(被災3県と青森、茨城県の一部)外に避難している人に限定する。対象区域に住んでいる被災者は対象区間の走行料金だけが無料になる。

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