東北の港巡りいかが「オアシス」パンフ作成

東北地方整備局は、港湾を地域のにぎわいづくりの拠点と位置付けた「みなとオアシス」のPR強化に取り組む。東北6県に 13港あるオアシスのパンフレットを共通デザインで作成。このうち宮古港(岩手県宮古市)では今月中旬、グルメ大会が開かれる。整備局は「港湾で地域活性 化を後押ししたい」と意気込む。
国は、住民や観光客が交流できる港湾を「みなとオアシス」に認定する。全国に84港にあり、うち東北は大湊(青森県むつ市)、塩釜(宮城県塩釜市)、秋田(秋田県秋田市)、酒田(山形県山形市)、小名浜(福島県いわき市)など13港。
13港の各パンフレットは今月から配布。いずれもネコのキャラクターをあしらい、周辺の飲食店、観光名所、イベントなどを掲載。各港の施設に他港のパンフも置き、観光客に東北の港巡りを勧める。
宮古港の交流施設「シートピアなあど」では19、20両日、宮古市など官民の実行委員会主催で「Sea(シー)級グルメ全国大会」が開かれる。全国のみなとオアシス15港などで水揚げされた海産物の料理が味わえる。
東北地方整備局の佐野透塩釜港湾・空港整備事務所長は「港を活用した地域活性化の取り組みを、東北の各港で連携して進めていきたい」と話す。

タイトルとURLをコピーしました