東北の食海外に発信 仙台の企業が新事業

東北への外国人旅行者の誘致を目指すプロモーション会社「VISIT東北」(仙台市青葉区)は27日、新事業「TOHOKU365 Project」をスタートさせた。専用ウェブページを設けたほか、会員制交流サイト(SNS)を活用し、東北の魅力を海外に紹介する。

目玉企画として、東北の「食」を紹介するリポーター1人を世界中から募る。リポーターには100万円の旅費を提供。30日間、東北を自由に旅行し、各地の郷土料理などを専用ウェブなどから発信してもらう。6月末まで募集し、8月に活動を始める予定。
2020年までの数値目標を設定し、海外からの専用ウェブの閲覧回数月間500万件を目指す。東北を訪れる外国人旅行者の延べ宿泊者は15年の約5倍となる300万人とした。
事業の実行委員会には、東北大の学生が設立したベンチャー企業が参加する。VISIT東北本社であった決起大会で、斎藤良太社長は「若者や留学生と一緒に東北の魅力を発信していきたい」と述べた。

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