東北地方は4日、冬型の気圧配置に強い寒気が入り込み、160観測地点のうち101地点で、この秋の最低気温を記録した。
蔵王(宮城、山形両県)では1940年に統計を取り始めてから、最も早い初冠雪を観測した。初冠雪は平年より20日、昨年より23日早い。
県庁所在地の朝の最低気温は青森6.5度、盛岡4.3度、仙台9.8度、秋田7.2度、山形8.9度、福島8.7度で、平年を3.0~5.7度下回った。
5日の東北地方は寒気が抜けるため、冷え込みが緩むところが多そう。県庁所在地の朝の最低気温は、青森10度、盛岡8度、仙台13度、秋田10度、山形8度、福島11度で、山形を除き、4日を上回る予報。
天気は前線が北上する影響で、昼すぎには南部から雨が降りだし、夜は北部でも雨の降るところがある見込み。