仙台管区気象台は9日、東北南部が梅雨入りしたとみられると発表した。平年よりも3日、昨年と比べると12日早い。
東北南部は9日、気圧の谷の影響で曇りや雨となった。この先1週間も晴れ間はのぞくものの、曇りや雨の日が多いと予想され、梅雨入りの条件を満たしたと判断した。
同気象台の長期予報によると、今後1カ月間の東北の降水量は平年並みか、平年より少ないとみられる。
10日の東北地方は二つの低気圧が日本海側、本州南岸をともに東北東に進み、全域で曇りや雨となる見通し。
気象庁は同日、関東甲信と北陸も梅雨入りしたとみられると発表した。