東北和牛を食べて応援 東京・中野で復興大祭典、橋本マナミさんらPR

東日本大震災の復興支援として、東北地方の特産品や文化をPRするイベント「2018東北復興大祭典なかの」が27日、東京・JR中野駅周辺で2日間の日程で始まった。全農の新ブランド牛「東北和牛」のステーキや東北各県の新米、リンゴなどが販売され、買い求める人で列ができる盛況ぶりだった。
東北和牛は、全農北日本くみあい飼料(仙台市)が所有する岩手県一関市の藤沢牧場で繁殖した牛を6県で肥育したブランド牛。赤身のうま味が楽しめる。河北新報社など東北7新聞社協議会の「とうほく創生Genkiプロジェクト」の一環として、サイコロ状にカットしたステーキを販売した。
購入した人たちは、塩こしょうで味付けした肉に青森県産のニンニクパウダーや福島県産の唐辛子入りみそを付けて味わった。
トークイベントもあり、プロジェクトのPR大使を務める山形市出身のタレント橋本マナミさんが登場。ステーキを試食し「ジューシーで軟らかい」と笑顔で話した。東北6県の全農関係者もステージに上がり、自慢の農畜産物をアピール。橋本さんはステーキの販売にも協力し、焼きたてを来場者に手渡した。
東北復興大祭典は東京都中野区などによる実行委員会が2012年から開き、今年で7回目。今年は初めて「東北絆まつり」が参加し、ねぶた、さんさ、七夕、竿燈、花笠、わらじといった各県を代表する祭りの踊りなどを披露した。

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