東北大合格者、宮城が初の首位陥落 トップ東京209人 一般入試前期日程

東北大は9日、一般入試前期日程の合格者を発表した。10学部に3791人が受験し、1709人が合格した。都道府県別の合格者は東京が最多の209人、次いで宮城の200人。同大関係者によると、前期合格者数で宮城が2位以下となるのは前期・後期の分離分割方式が導入された1990年度以降、初めて。

山形80人、福島62人、岩手26人、秋田25人

 東京の合格者は前年度比で37人増。宮城は19人減で、全体に占める割合は11・7%(前年度比1・0ポイント減)だった。3位は埼玉で128人。栃木93人、青森91人と続いた。

 宮城と青森以外の東北各県は山形80人、福島62人、岩手26人、秋田25人。東北6県の合格者が全体に占める割合は28・3%(同2・7ポイント減)だった。

 実質倍率は前年度を0・1ポイント下回る2・2倍。現役合格者の割合は76・9%(同2・6ポイント増)だった。

 後期日程(経済学部、理学部)は12日に試験、22日に合格発表がある。

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