東北学院大、土樋北地区で新校舎起工式

 東北学院大が、東北大から購入した土樋キャンパス北地区(仙台市青葉区)に建設する新校舎の起工式が6日、同大礼拝堂であった。大学関係者や設計・施工業者約70人が工事の安全を祈願した。
 建設予定地の7950平方メートルは2013年1月、東北大片平キャンパス南地区の一部を約14億円で購入した。
 新校舎は鉄筋コンクリートと鉄骨で地上5階、地下1階。延べ床面積は1万2560平方メートル。大小の講義室7室、研究室75室のほか入試課、国際交流課などの職員事務室が入る。2016年3月完成予定。総事業費は明らかにしていない。
 1階の食堂・カフェや地下の多目的ホール(約250席)は、地域住民にも開放する。
 学院大は、法学部など4学部の1、2年生、教養学部生が学ぶ泉キャンパス(泉区)を土樋キャンパス周辺に移転集約する計画を進めている。
 学校法人東北学院の松本宣郎理事長は「新校舎は都市型総合大学建設の第一歩。さらに広い土地を得て仙台市中心部に学生を集め、教育内容を強化したい」と述べた。

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