東北新車販売10.2%減 7月

東北運輸局が6日発表した東北6県の7月の新車新規登録台数(速報値)は、乗用車と軽自動車の合計が前年同月比10.2%減の3万424台となった。乗用車は6.9%、軽自動車は14.2%それぞれ減った。
乗用車は16カ月(1年4カ月)連続、軽自動車は7カ月連続の前年割れ。乗用車のうち小型(5ナンバー)は8.7%減の9815台となり、7月としては現在の統計となった2002年以降で最低を記録した。普通(3ナンバー)も4.4%減の7452台だった。
県別は表の通り。乗用車、軽自動車とも全県マイナスはことし3月以来。秋田、福島はマイナス幅が2桁の落ち込みとなった。
東北運輸局は「前月は緩やかな回復傾向にあったが、軽自動車を中心に急に落ち込んだ。今後の動きを注視したい」と説明する。
トラックやオートバイなどを含む全新規登録台数は10.0%減の3万4424台で16カ月連続のマイナス。前月はプラスだった貨物車は9.5%減の2916台だった。

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