仙台管区気象台は11日、東北地方の北部が梅雨入りしたとみられると発表した。10日には南部が梅雨入りしたとみられるとの発表があり、全域が長雨の季節を迎えた。平年より南部が2日、北部が3日早い。昨年より南部、北部とも20日早かった。
東北地方は11日、梅雨前線の影響で雨や曇りとなった。この先1週間も前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多いと予想され、管区気象台は梅雨入りの条件を満たしたと判断した。
仙台市青葉区の定禅寺通では、ケヤキ並木が雨にぬれ、雨傘を差した人々が行き交った。
北陸地方も10日に梅雨入りが発表され、日本列島は梅雨のない北海道を除き雨天が多い時期となる。