東北福祉大22位、東北学院大24位 全日本大学女子駅伝

仙台市で28日に開かれた全日本大学女子駅伝で、東北代表の東北福祉大は2時間20分11秒で27チーム中22位、東北学院大は2時間21分19秒で24位だった。
 6年連続10度目出場の福祉大は、1区の出口聡子(1年)が24位と出遅れた。2区の川村璃里(3年)が2人を抜いたが、思うように順位を上げることができず、目標の10位台に届かなかった。7年ぶり8度目出場の学院大は、4区の石川美悠(1年)が順位を二つ上げ23位につけたが、5区で順位を一つ落とし、最終6区は福祉大とともに繰り上げスタートとなった。
 東北大など東北の5大学から選ばれたオープン参加の東北学連選抜は、19位に相当する2時間15分6秒と健闘した。
 <福祉大唯一の4年生、無念>
 東北福祉大は最後の第5中継所でたすきをつなぐことができず、6区は繰り上げスタートとなった。チーム唯一の4年生で5区の佐藤は「何とかつなごうと、がむしゃらに走ったが…」と悔しそうな表情を見せた。
 1、2年生主体の若いチーム。1区の出遅れをなかなか挽回できず、第4中継所は3秒差で繰り上げスタートを免れたものの、第5中継所では1分19秒及ばなかった。小崎監督は「1区が誤算だったが、みんな大崩れせず、粘りの走りをしてくれた」とねぎらった。
 アンカーの1年生菊池は茨城・佐和高時代、部員不足のため駅伝には合同チームで臨んでいたという。単独チームでの初出場に「仲間の気持ちを乗せて走るということが初めて分かった。実力を付け、来年はもっと上位に入りたい」と誓った。

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