仙台、白石、米沢の各市で観光PR集団として活躍中の武将隊が集結する交流イベント「南奥羽武将隊サミット」が28日、仙台市青葉区の仙台城跡で開かれる。各武将隊が自慢の立ち回りを演じるほか、各地の観光宣伝を行う。
サミットに集まるのは伊達政宗や支倉常長らで構成する伊達武将隊(仙台)、初代白石城主片倉小十郎景綱を中心とした「奥州片倉組」(白石)、上杉家重臣の直江兼続や初代山形藩主・最上義光らに扮(ふん)する「山形おきたま愛の武将隊」(米沢)。
3武将隊の共演は仙台市では初めて。武将ならではの語り口で各観光地の魅力を発信する。
市観光交流課は「いずれの武将隊も共演を心待ちにしている。熱のこもった演技をぜひ見に来てほしい」とPRしている。
開催時間は午前10時半と午後1時。このほか、27日は午前11時以降、伊達武将隊と奥州片倉組が仙台城跡と瑞鳳殿(青葉区)に登場し、演武を披露したり観光客との記念撮影に応じたりする。愛の武将隊は29日午後1時半から、JR仙台駅で山形・置賜地方の冬季観光キャンペーンを行う。