JR東日本は21日から東北の民間鉄道10社と協力し、6県を列車で巡る三つのスタンプラリーを同時開催する。東北の復興を旅行で支援する同社の「行くぜ、東北2012夏」事業の一環。JRと民鉄の主要60駅を走破するか、JRのリゾート列車9編成を全て乗ると、抽選で鉄道グッズが当たる。9月30日まで。
「東北ローカル線モバイルスタンプラリー」は、東北6県の計60駅を訪ねる。駅構内の専用ポスターから、携帯電話でQRコードを読み取り、画面に表示された宛先に空メールを送ると、1ポイント獲得でき、5ポイントで1口応募できる。
JRと民鉄10社はそれぞれポストカード、駅名キーホルダーなどグッズを用意し、特別賞を含め抽選で計90人に当たる。全60駅を訪問すると抽選で10人にオリジナルTシャツが贈られる。
「リゾート列車モバイルスタンプラリー」は、JR五能線「リゾートしらかみ」など6県で運行中のリゾート列車が対象。車内ポスターからQRコードを読み取り空メールを送信。全9編成制覇で抽選によりオリジナルストラップが当たる。
もう一つは「リゾート列車スタンプラリー」で、列車備え付けの特製カード、記念スタンプを集めて応募すると、カードケースがもらえる。
全60駅とリゾート列車9編成の詳細は、JR東日本仙台支社のホームページで紹介している。
仙台支社は「東北のJRと民鉄が3日間乗り放題の『東北ローカル線パス』利用がお得。東北を訪れる観光客、東北在住の旅行者に楽しんでもらいたい」としている。