英教育専門誌、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は6日、今年の「世界大学ランキング」を発表した。上位200校に入った日本の大学は5校で昨年と同数だったが、30位に入った東京大(昨年26位)が34位の香港大(同21位)を抜いてアジアのトップを回復した。
トップは同調査が始まって8年間で初めて交代、昨年まで7年連続で1位だった米ハーバード大を抑え、米カリフォルニア工科大が獲得した。同工科大の研究費が急増したのが主な理由。2位はハーバード大と米スタンフォード大が同位。
ランキングは研究論文の引用された頻度やスタッフ1人当たりの学生数など13の要素を基に順位を付けた。
東大以外で200位に入った日本の4校は、京都大(52位)、東京工業大(108位)、大阪大(119位)、東北大(120位)。(共同)