ジャニーズ事務所・新社長の東山紀之が、ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、19日、取締役会を開いたことをホームページで報告した。しかしながら「今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認した」だけで、来月2日に進捗内容を具体的に報告するという内容。 元シブがき隊・本木雅弘はなぜ潰されなかった? 奥山和由氏が明かしたメリー氏の「圧力」 ネット上では「早期にタレント移籍の手助けをすべき」「取締役会は機能しているのか」といった声があがっている。元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏は「いかに認識が甘いかがさらに露呈した」としてこう続ける。 「スポンサー企業の打ち切りが相次ぎ、対応が後手後手にもかかわらず、回答は来月という対応の遅さは世間の温度感が全く分かっていないことを示しています。また、ファンとしては東山社長に事務所のトップタレントとしての意見を聞きたいのに、師と仰いできたジャニー喜多川氏を“鬼畜”とまで見方を百八十度翻す姿からは台本通りに“演じている”ようにしか見えません」 そんな東山の“ウラの顔”について、あるテレビ局関係者が声を潜めてこう言う。 ■“ジャニーズの優等生キャラ”とのギャップ 「あるゴールデンタイムのバラエティー番組でレギュラー出演者が3、4人まとめて卒業した中に東山さんがおり、最終日に花束贈呈をしたんです。他の出演者が和気あいあいと花束を受け取る中、チーフプロデューサーが東山さんに花束を渡そうとすると相手をキッと睨み、無言で花束を奪うように受け取って、一言も言わずに楽屋に帰ってしまったんです。恐怖すら感じるほどの鋭い目つきと“ジャニーズの優等生キャラ”とのギャップに、その場にいたMCも卒業する他のメンバーも驚きました。スタッフたちは縮み上がる思いで、花束を渡したチーフプロデューサーもビックリですよ。もちろん、事務所にも番組卒業の了承は得ていたけれど、本人的には“この俺様を外すとは”という怒りが強かったのでしょう。あの時、東山さんの“冷酷な一面”を見たスタッフたちは、最近の会見を見ても、東山さんが本音でしゃべっているとは思えないと話しています」 前出の鎮目氏は「会社の立て直しには、世渡りのうまい風見鶏でなく、下手でも誠実な人材が必要。そういう意味で迷いながら自分の意見を発していた井ノ原快彦さんのほうが適任にも思えてしまいます」というが、それが世の大半の意見ではないだろうか。