月16日11時32分配信 読売新聞
東芝は16日、全額出資の映画事業子会社東芝エンタテインメントの全株式を5月に博報堂DYメディアパートナーズに売却する方針を明らかにした。
売却額は明らかにしていない。東芝は映画事業子会社の売却で映像・音楽ソフト事業から完全撤退し、原子力発電や半導体、家電などに経営資源を集中する。
東芝エンタテインメントは、東芝グループ内の映像ソフト事業を統合し、2003年に発足した。映画の製作や配給、ビデオ・DVDの販売などを手がけている。公開中の邦画「蟲師(むしし)」などにも出資し、配給している。従業員数は2006年12月現在、66人。
東芝は昨年末、45%を出資していた音楽コンテンツ(情報の内容)事業の東芝EMIの保有株すべてを英EMIに売却する方針を明らかにしている。
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