東電・原発賠償金詐欺 新たに55歳の女を逮捕

福島第一原発事故の後、東京電力から損害賠償金をだまし取ったとして詐欺グループの9人が逮捕された事件で、新たに55歳の女が逮捕されました。

 無職の緑川純子容疑者は原発事故から2年後の2013年、東京電力に対して嘘の申請書を出して損害賠償金約2100万円をだまし取った疑いが持たれています。警視庁によりますと、緑川容疑者らのグループは福島県いわき市内のスナックなどに話を持ち掛け、支払われた賠償金のほとんどを受け取っていました。緑川容疑者はスナックを勧誘する女らをまとめる立場だったということです。取り調べに対し、容疑を認めています。警視庁はグループが約4億8000万円をだまし取ったとみて調べています。

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