【1月31日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 「牛めし」の松屋を展開する松屋フーズ(東1:9887)が31日に発表した2011年3月期第3四半期(4-12月)の連結決算は、営業利益が前年同期比94%増の36億円だった。「牛めし」値引きキャンペーンの実施や新メニューの導入により、既存店売上が第3四半期累計で同6.2%増と好調に推移した。これに加え、新規出店の効果や人件費などのコスト削減により、大幅な増収増益となった。
売上高は同12%増の521億円、経常利益は同98%増の36億円、純利益は同2.2倍の17億円だった。
同日、通期業績予想の上方修正も発表し、売上高を従来予想690億円から前期比13%増の702億円に、営業利益を同38億円から同74%増の44億円に、経常利益を同37億円から同73%増の43億円に、純利益を同15億円から同95%増の20億円に、それぞれ引き上げた。【了】