格安SIMにしない理由トップは「2年縛り」

MMD研究所はこのほど、「格安SIM検討者の意識調査」を実施し、その結果を発表した。

現在検討している格安SIMの購入時期について、iPhoneユーザーの18.9%、Androidユーザーの46.6%が「2017年中」に購入を検討していると回答した。

今まで格安SIMにしなかった理由は、iPhoneユーザーでは「今契約している通信会社の2年縛りがあったから」が53.7%と最も多く、次いで「iPhoneでも利用できるかわからなかったから/購入できない」が34.8%、「格安SIMが何なのかよく分からなかったから」が32.1%となった。 一方、Androidユーザーでは「今契約している通信会社の2年縛りがあったから」が44.9%、次いで「格安SIMが何なのかよく分からなかったから」が31.7%、「通信速度がどのくらいかわからなかったから」が30.5%となった。

格安SIMを挿すスマートフォン端末を新たに購入する予定と回答した人に、格安SIMを挿すスマートフォン端末について聞いたところ、iPhoneユーザーの44.1%が「iPhoneシリーズの最新機種ではなく、ある程度新しい機種なら安い方がいい」と回答し、次いで「iPhoneシリーズの高くても最新の端末を使いたい」が32.9%となった。Androidユーザーでは、24.2%が「Androidシリーズの最新機種ではなく、ある程度新しい機種なら安い方がいい」と回答し、次いで「Androidシリーズの高くても最新の端末を使いたい」が22.8%となった。

格安SIMを検討している人に、最も候補としているスマートフォン端末を聞いたところ、iPhoneユーザーの90.5%、Androidユーザーの56.6%が「iPhone」と回答した。

iPhoneユーザーが検討しているスマートフォンのシリーズの内訳は、「iPhone 7」が43.7%と最も多く、次いで「iPhone 6s」が15.6%、「iPhone 7 Plus」が10.0%となった。Androidユーザーが検討しているスマートフォンのシリーズの内訳は、「iPhone 7」が24.2%と最も多く、次いで「iPhone 7 Plus」が15.4%、「Xperia J1 Compact」が11.9%となった。

調査は、2017年8月24日~8月25日にかけて、15歳から59歳のスマートフォンを所有し、格安SIMを検討している男女1072人を対象に実施した。

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