カカクコムは2月20日、2017年版「格安SIM・大手携帯キャリア満足度ランキング」の結果を発表した。調査期間は1月27日~1月30日、対象は15歳~69歳の男女5,000人。
○FREETELが満足度1位を獲得
格安SIM部門の総合満足度ランキング1位は「FREETEL」。項目別では「通話料金」で1位を獲得したほか、「サポート」(2位)、「事業者に対する信頼性」(2位)などが上位にランクインした。月々の料金が2,000円未満の割合は68.7%だった。
2位は「イオンモバイル」が獲得。項目別では「事業者に対する信頼性」(1位)、「通信速度」(2位)、「サポート」(3位)などが上位となった。月々の料金が2,000円未満の割合は42.8%だった。
3位は「DMM mobile」。項目別では「月々の支払料金」(2位)、「通信速度」(3位)などが上位に入った。月々の料金が2,000円未満の割合は76.8%だった。
4位は「IIJmio」、5位は「mineo」、6位は「UQ mobile」、7位は「楽天モバイル」、8位は「BIC SIM」、9位は「ワイモバイル」、10位は「BIGLOBE」となった。
項目別では「月々の支払料金」部門は「mineo」、「通話料金」部門は「FREETEL」、「事業者に対する信頼性」部門は「イオンモバイル」、「通信速度」部門は「UQ mobile」、「サポート」部門は「mineo」が1位を獲得した。
大手携帯キャリア総合満足度ランキング1位は「au」。項目別では「月々の支払料金」「通話料金」「事業者に対する信頼性」「通信速度」のすべての項目で1位となった。月々の料金はスマホの場合「9,000円以上」が27.8%で最多、ガラケーの場合は「2,000円未満」が44.9%で最も多かった。
2位は「docomo」で、月々の料金はスマホの場合「9,000円以上」が28.1%、ガラケーの場合「2,000円未満」が41.7%だった。3位は「SoftBank」で、月々の料金はスマホの場合「9,000円以上」が32.3%、ガラケーの場合「2,000円未満」が32.9%だった。
○格安SIM利用率は大きく上昇
契約中の事業者については、格安SIMの利用率が12.0%と大きく上昇し、前年結果(4.7%)の約2.5倍となった。
年代別に利用者層をみると、格安SIMの利用率では「40代」(23.9%)、「30代」(21.8%)、大手キャリアでは「30代」(20.4%)、「60代」(20.0%)が多かった。