梨花や優香の本名を知るとわかる!名前にも“モテ”と“非モテ”がある

皆さんにもきっと経験があると思う。飯島愛の本名が大久保松枝だと知ったときの、あの衝撃。あるいは、梨花の本名が根中千恵子だと知ったとき、美空ひばりの本名が加藤和枝だと知ったとき…。優香の本名は岡部広子だし、ミムラの本名は小暮里江だし、伊東美咲の本名が安斉(旧姓)智子だし、永遠のトレンディ俳優石田純一だって、本名は石田太郎だ(ソースはWikipedia)。
もうおわかりだろう。これらの芸能人の名前を見比べてもわかるように、本名と芸名とでは受ける印象が180度違う。モテと非モテくらいの差がある。梨花は梨花という名前だからあそこまで可愛い雰囲気がトータルで演出されているのであって、本名のままデビューしても、失礼ながらパッとしなかったのではと想像する。
さて、今回のNews Digのお題は「ネットでの実名公開」を推奨するかどうか。私はもちろん「推奨しない」だ。
古くは2001年頃から、日本のネットでの実名主義はAll Aboutを中心に兆しが見え始めていたけれど、最近ではFacebookの登場により、実名主義は確固たる地位を築いているようだ。なんだかんだ言っても、Facebookは実名で登録しないといけないものだという雰囲気のもと、みんな否応無く実名で登録しているように見える。
そういえばmixiの頃からも実名推進派はいた。実名で登録して、「実名で戦います」コミュニティに一緒に入ろうと知人から誘われたこともあった。ネットの世界ではこのような実名大好き人間によく遭遇する。
今回のお題で「実名を推奨する」と答えるような実名推進派は、たいていかっこいい実名を持っているはずだ。もし私の実名が常見陽平さんや石原壮一郎さんみたいな見栄えのいい“モテ”名前だったら、堂々と実名を見せられたし、実名推進の立場だったろうと思う。
何を隠そう(隠すほどでもないが)、私の「大沢たかこ」はペンネームだ。本名は、ありふれた名字に一昔前の名前。美空ひばりの本名の加藤和枝とちょっと雰囲気が似ている。要するに“非モテ”名前だ。もちろん、親が私のためにつけてくれた大事な名前なので愛着はあるものの、とてもじゃないけど本名ではネットで発信なんてできない。Facebookで検索すると同姓同名がうじゃうじゃいるし、おまけに同業ライターにも同姓同名の先輩がいてよく間違えられている。
「大沢たかこ」も大差ないかもしれないが、大沢たかおと吉高由里子を足して2で割ったような“モテ”イメージもあるし(と勝手に思っている)、何よりエゴサーチして1ページ目に自分が出てくるというのは気分がいい。
だから、ネットで発信するときは、匿名か実名かではなく、芸名ならぬ“モテ名”を使うのがいいと思う。名前をひらがなにするだけでも、グッとモテ名に近づく気がする(と勝手に思っている)。
ちなみに、最近登録した女性限定完全匿名コミュニティ「GIRL’S TALK(http://www.ca-girlstalk.jp/)」では、メンバー登録するとペンネームを勝手につけられる。私のペンネームは「マリア」だった。マリアというペンネームがつくと、なんとなくマリアっぽい発言をしたくなるし、他の人からはマリアっぽく見られるんだろうな。雰囲気づくりがうまいサービスだなと思う。
そろそろFacebookもペンネームOKになればいいのに。もっと欲を言えば、自動で素敵なのをつけてほしい。現状では、ミドルネームの登録はできるようなので、せめてミドルネームだけでも可愛いモテミドルネームを勝手につけようかと、思い悩む日々である。
(大沢たかこ)

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