楽天は10日、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地「楽天生命パーク宮城」(仙台市)と楽天が運営するサッカーJ1ヴィッセル神戸のホームグラウンド「ノエビアスタジアム神戸」(神戸市)で、完全キャッシュレス化に踏み切ると発表した。今シーズンの開幕戦から原則として現金を受け付けず、スタジアム内で購入できるものはクレジットカードや電子マネー、スマートフォンで使うQRコードなどで決済する。
スタジアムでの原則キャッシュレス化の導入は珍しい。スタジアム内での商品購入時の混雑緩和や、レジを閉める際の確認などさまざまな作業の負担軽減が期待できるという。キャッシュレスの利便性を実感してもらうことで、普及に弾みをつけたい考えだ。 【時事通信社】