機械遺産に「てんとう虫」スバル360など7件

日本機械学会は歴史的に意義のある現存する機械「機械遺産」に、「てんとう虫」の愛称で親しまれた富士重工業の軽自動車「スバル360」など7件を選んだと発表した。

「機械の日」の8月7日に認定する。

スバル360は1958年に発売されて大ヒットし、70年までに39万台が生産された。群馬県太田市の同社矢島工場に、最初に製造された60台のうちの1台が保存されている。

機械遺産の認定は2007年に始まり、認定件数は今回選んだ7件を含め計83件となる。他の6件は次の通り。かっこ内は所在地。

▽ 松川地熱発電所(岩手県八幡平市)▽二段膨張式船舶用蒸気エンジン(埼玉県東松山市)▽金銭記録出納器「ゼニアイキ」(東京都中央区)▽特許タツノ式ガソ リン計量機・型式25号(横浜市)▽移動式ブラシ付門型自動洗車機(名古屋市)▽樫野埼(かしのさき)灯台の光学系機械装置(和歌山県串本町)

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