櫻井翔になおもキャスター限界説 遅きに失したジャニーズ性加害言及

嵐の櫻井翔(41)が、キャスターを務める日本テレビ系報道番組「news zero」5日放送でジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長の性加害問題に初めて口を開き、賛否両論を呼んでいる。ただ、日テレ局内での〝逆風〟は止められていない。

 櫻井は5日放送で、これまで番組内で触れなかった理由を釈明しつつ、ジャニーズに対して「しっかりとプライバシーを保護した上で、どのようなことが起こっていたのかを調査してほしい」と要望。「二度とこのような不祥事を起こさないような体制を整えなければならないと思います」と今後の体制にも言及した。

 先月15日放送で、藤島ジュリー景子社長が一連の問題を陳謝したことを伝えた際、櫻井は触れなかった。これで「キャスター失格」とバッシングされた。

「ジャニーズは櫻井がここまでバッシングを浴びるとは思っていなかったようで、事後対応に苦慮していた。どこかで話させる機会を作らないと…と焦りもあったそうです」(芸能プロ関係者)

 ようやく語ったことでSNSではある程度、評価されてもいるが、日テレ局内での〝櫻井不必要論〟に歯止めはかからない。

「遅きに失してますよね。同じ時間帯のTBS系『news23』は一連の問題をトップ級で扱っているのに、『zero』は櫻井を起用しているからニュースとして扱いづらいのではと視聴者に見られてしまった。コメントしたけど今さら感もあるし、報道の独立性の足かせになっているという局内の声に歯止めはかかっていない状況です」(局内関係者)

 櫻井のキャスターとしての立場が危ういのも変わらない。

「櫻井はコメントしなかったことで逆風にさらされたから、コメントしたというようにも映ってしまった。その時の都合で話す、話さないを決めるようなタレントはキャスターとして厳しいと思われても仕方がない。そういうタレントを使い続ければ、局に対する視聴者の見方も変わってきてしまう」と前出関係者は嘆いた。

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