歌手FRAMさんが宮城・みなと気仙沼大使に 「SNSで魅力発信したい」

 宮城県気仙沼市は、同市出身の歌手FRAM(フラン)さんを「みなと気仙沼大使」に委嘱した。1日に市役所を訪れたフランさんは「生まれ育った気仙沼が大好き。ここにしかない魅力を交流サイト(SNS)などでたくさんの人に発信したい」と意気込みを話した。

 フランさんは、BS11で昨年放送された、ゲーム空間での少女の冒険を描いたアニメ「痛いのは嫌なので防御力に極振(きょくふ)りしたいと思います。2」のエンディングテーマ曲を歌うなど、アニメやゲームソングを中心に活躍している。

 菅原茂市長から4月1日付の委嘱状を受け取ったフランさんは「名誉ある役目をいただき光栄に思う」と感謝し、菅原市長は「多くの人がフランさんの歌に関心を持っている。気仙沼をアピールする役割をぜひお願いしたい」と期待した。

 大使を務める同市出身のシンガー・ソングライター熊谷育美さんも同席し、「フランさんが活躍する姿を見てきた。これから共に気仙沼をPRしていこう」と呼びかけた。

 みなと気仙沼大使は、民間人にまちの魅力を広く発信してもらうのが狙い。フランさんを含む68人、1団体に委嘱されている。

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