武漢の邦人206人が帰国 新型肺炎で退避第1陣

中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎を受け、現地に滞在する邦人206人を乗せた日本政府の全日空チャーター機が29日午前、武漢から羽田空港に到着した。退避第1陣。厚生労働省によると、複数人に発熱やせきの症状があるとの情報があり、確認している。感染症指定医療機関に搬送する方向で調整している。湖北省は死者が25人、感染者が840人増えたと発表し、中国本土の死者は計131人となり感染者は5千人を超えた。

 日本政府は、第2陣となるチャーター機を、同日午後8時ごろ日本から派遣する方向で中国政府と調整している。

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