武田鉄矢 ネット民に苦言「人を傷つける言葉…」

 俳優・武田鉄矢(64)が11日、大阪市内で行われた映画「くじけないで」(11月16日公開)のPR会見に出席した。
 同作は、90歳を過ぎてから詩作を始め、98歳時に刊行された詩集がベストセラーとなった詩人・柴田トヨさん(今年1月に101歳で他界)の半生を描く。
 自身も、60歳を過ぎてアイドルグループ「赤マルダッシュ☆」のプロデュースを始めたばかりの武田は「トヨさんの残した、新しいことを始めるのに齢は全く関係がないとの言葉は、実に深い知恵のある言葉だと思う」と語った。
 一方で、先日に武田が出演したテレビ番組内で、“ライバルグループ”であるBerryz工房に所属する嗣永桃子にダメ出し発言したとして、ネット上ではファンVSアンチによる激しい論争が起こっている。
 これに対し武田は「ネットは分かんないですね」と苦笑いしたうえで「ただ言葉の使い方が、なんか呪いの言葉が多くなりましたね」と嘆いた。
 続けて「トヨさんの詩集をぜひ、おすすめする。とても美しい、色合いのある深い言葉で作られた詩です。言葉を人を傷つけずに使うようになるまで、人間には長い年月と練習、修行が必要なんだと思い知らさせてくれます」と語り、ネット民に“説教”していた。

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