東日本大震災で被災した気仙沼市の離島・大島の環境保全活動に役立ててもらうため、KDDI(au)は6日、「気仙沼椿(つばき)Walk」と銘打ったプロジェクトによる寄付金約684万円を同市に贈呈した。
プロジェクトは登録者がウオーキングやランニングの際に、auの携帯電話のソフトを起動して進むとKDDIが1キロごとに1円ずつ寄付する仕組み。
今回は5月上旬から7月中旬までに全国の約11万5000人が参加し、大島の復興を目指して走ったという。
KDDIの担当者が市役所を訪れ、寄付金の目録などを菅原茂市長に手渡した。担当者は「島の特産のツバキを含め、地域の復興に役立ててほしい」と話した。菅原市長は「大きな額の寄付に感謝している。島民と相談し、使い方を決めたい」と語った。