気仙沼市 浸水区域に海抜表示板設置へ

 宮城県気仙沼市は18日、津波からの避難に役立ててもらうため、東日本大震災の浸水区域に海抜表示プレートを設置する方針を明らかにした。菅原茂市長が市議会12月定例会の一般質問で答えた。
 菅原市長は「身近な生活圏域の津波浸水区域を知ってもらうことは、多くの市民の避難誘導に役立つ。本年度末までに20カ所程度の設置を予定している」と述べた。
 市危機管理課によると、プレートは縦約30センチ、横約40センチ。国道45号や県道などの主要道路沿いの電柱に設置する。ポリウレタンなど耐久性のある素材にし、英語やハングルなどの外国語表記の採用も検討している。
 プレートは2014年度、市内約200カ所に拡大するほか、避難誘導看板の導入も予定している。

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